※申込延長しました※ 2012年度大会 東京の果て、東北の始まり 境界を生き抜く

 

東京の果て、東北の始まり

境界を生き抜く


 都心から電車に揺られて30分。繁華街でも、過疎地でもなく、都市でも、田舎でもない。大自然はないが、緑はほどほどに残る。そんな東京郊外なベッドタウン、北浦和――。

 でも、そのどこにでもあるような町の片隅に存在する小さな営みに、目を凝らし、耳を澄ませて向き合えば――

障害のある人とない人の交わりのなかで、変わっていく町の情景
大学の住民と地域の住民との出会いから、編まれていく市民知
悩みながら動き始めた若者たちの蠢き
都市と農村、人間と自然とを、しぶとく結ぼうとする日々の営み……
 

立場や経験の違う人々の交わる〈境界〉で生まれた〈身振り〉があり、社会システムの問題を乗り越えるために刻まれた運動の〈リズム〉があることを知ります。
 東日本大震災・福島原発事件に直面した私たちは、社会のシステムがもはや崩壊をきたしていることを感じています。そのようななか、東京と東北、その境界の場所としての北浦和。
 ピカピカの町ではない、生活感にあふれた手触りのある町を歩き、車座になって語り合う。そしてこの町の片隅に潜む〈小さな営み〉の根を掘り、あらゆる場所につながる市民知――境界を創造的に生き抜く〈身振り〉――を探ります。

 

会期
2012年6月30日(土)─ 7月1日(日)
会場
埼玉県立近代美術館
埼玉県立浦和高校麗和会館
北浦和ふれあい商店街 ほか
主催
日本ボランティア学会2012年度北浦和大会実行委員会
共催
日本ボランティア学会
協力
浦和北ロータリークラブ
明治学院大学教養教育センター付属研究所
明治学院大学国際平和研究所
 

 

第1日目 6月30日(土)

10:30-
北浦和まち歩き(受付/集合10:15:北浦和駅西口ロータリー前)
11:00-12:00
総会(受付/会場:埼玉県立近代美術館講堂) 
※昼食販売はありませんので、近隣の店舗で各自ご用意ください。
※近代美術館内では飲食不可です。
13:00-13:15
全体会 オープニングパフォーマンス
 ▼「(仮)きょうせいする」こまどり社feat.いのせりょうた
埼玉を拠点によろづ小間取稼業を展開する「こまどり社」仮屋崎健氏。今回は、彼が介助に入る猪瀬良太氏と共に、介助する人―される人という関係を越えた、良太氏との持ちつ持たれつの日常を、ライブ紙芝居で描きます。
13:15-15:15
境界対談
境界を生き抜く―自立するでも、管理されるでもなく、せめぎ合う 
東京の果て、都市と農村が交わる越谷・春日部の地にわらじの会が生まれたのは1978年。以来30年以上にわたって、旧住民―新住民、障害の有無など様々な属性を越えて人々が〈闘い〉」を繰り広げる中で、開かれていった町。その中心メンバーである山下浩志氏の語りに、水俣・東北をはじめ様々な現場を歩き、思索を重ねた栗原彬氏が応答します。二人の対談、二人を囲む会話から、境界を生き抜く闘争(ふれあい)の身振りが現れます。
▼山下浩志+わらじの会の人々(春日部・越谷)
▼栗原彬(日本ボランティア学会代表/東京)
15:30-17:00
明治学院大学教養教育センター付属研究所ジョイント企画
グループトーク
この場所で市民知を編む―今、これまで、これから
コミュニティが弱体化する中、私的空間と公共空間の境界に注目し、そこで行われる人と人との結び付きを多様に切り取り、結び付けてきたアサダワタル氏。福島で農業者・住民と協働しながら、汚染マップや放射能低減の取り組みを市民科学として組織する石井秀樹氏。全国を放浪する日常編集家、福島を拠点とする研究者、それぞれの活動と想いを受けて、市民知の組織化を企てる先駆者たちが応答します。混迷を極めた現代、〈世界〉を手触りあるものにするための知の〈拠り所〉は何かを考えます。

※明治学院大学教養教育センター付属研究所研究プロジェクト「教養教育としてのカフェ」共同企画
▼放浪する日常編集家の立場から
アサダワタル(日常編集家)
▼福島の市民科学の組織に関わる立場から
石井秀樹(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任助教)
▽応答者/菅波完(高木仁三郎市民科学基金)
▽コーディネータ
槇ひさ恵(日本ボランティア学会副代表)
猪瀬浩平(北浦和大会事務局)
17:30-
懇親会(会場:埼玉県立浦和高校麗和会館内学生食堂)

 

第2日目 7月1日(日)

10:00
受付
■一般演題:カルタスホール
■分科会1:北浦和駅西口ロータリー
演題発表と分科会1は並行して行います。演題発表後、分科会1への途中参加も可能です。(直接会場へお越しください)
10:10-12:00
一般演題(会場:カルタスホール)
事前にエントリーいただいた方の研究発表・実践報告を行います。
▼発表者 (予定) ※各発表時間は後日掲載します。
岩満賢次(聖カタリナ大学人間健康福祉学部)
綱島洋之(神戸大学都市安全研究センター研究機関研究員)
田中光一(NPO法人環人ネット副理事長) 
※昼食販売はありませんので、近隣の店舗で各自ご用意ください。
※カルタスホール、浦和高校内では飲食可能です。
10:10-15:00
分科会1(会場:ふれあい通り商店街和光湯前、団子屋となり建設中の家)
※途中で昼食を調達、食事時間を設けます。
若者 (ならずもの)が境界を壊す―商店街の未完成の家で住み開く
空洞化、高齢化、分断が進む世の中で現在、沈黙させられていた若者たちが怪しく蠢き始めている。親から継いだ山中湖畔の旅館を拠点に、なんでもござれで多種多様な人々を結び付ける「宿」芸人高村直喜。その語りを皮きりに始まる各地の若者(ならずもの)たちの語らいを編集しながら、如何におもしろきこともなき世を面白くできるか考える。会場は、商店街にある建設中――だからまだ垣根のない家。
▼口火
高村直喜(宿「ホトリニテ」当主/山梨)
▼参加する人々
蛇谷りえ(うかぶLLC/複合滞在スペース「たみ」準備中/鳥取)
土田真(見沼・風の学校/埼玉)
田中良+前川紘士(半外プロジェクト/京都)
中川竜太(東京)
仁藤夢乃(Colabo代表/東京―女川)
その他、近所遠方から集まった若者や、様々な年代の人々
▽コーディネータ
アサダワタル(日常編集家/『住み開き』著者/大阪)
鈴木拓也(見沼・風の学校/埼玉)
▽知恵袋
山梨通夫(山梨みかんトラストファーム農園主/静岡)
中村陽一(立教大学21世紀社会デザイン研究科/東京)
13:00-15:30
明治学院大学国際平和研究所ジョイント企画
分科会2グループトーク(会場:浦和高校麗和会館)
3.11の分断を越えて―つくる、食べる、つながる
食べ物を通してつながってきた、埼玉の町と東北宮城の角田の農村。平成の米騒動から交流が始まり、20年にわたって様々な活動を生み出してきました。しかし、そのような関係性を原発事故は直撃し、消費者と生産者を不安に陥れ、引き離そうとします。今、分断を越えて、東北/生産者と、都市/消費者は、如何に出会い直せるのか。農や食をめぐる私たちの経験や想いを分かちあうことから、私たち自身の暮らしをみつめなおします。

※明治学院大学国際平和研究所研究プロジェクト「東日本大震災および福島原発事故と市民社会の対応についての総合的検討」共同企画
▼グループトーク・スピーカー
東北の農村から/堀米荘一(肉牛肥育繁殖・稲作農家/角田市)
埼玉の町から/ブティック「ぶあく」の皆さん(障害のある人とない人が共に働く店/春日部市)
古澤建治(浦和北ロータリークラブ/さいたま市)
全国から/湯浅正恵(広島市立大学教員/広島市)など
▽コーディネータ
楠原彰(学会運営委員)
小松光一(学会運営委員/あぶくま農学校副校長など)
15:45-16:30
クロージング・ディスカッション(会場:浦和高校麗和会館)
▼報告
分科会①から/鈴木拓也 ほか
分科会②から/楠原彰 ほか
次回大会開催地(鳥取)から
16:30-16:45
まとめにかえて
▼猪瀬良一(北浦和大会実行委員長)
▼栗原彬(日本ボランティア学会代表)

参加費

 未会員学会員学生
両日参加4,000円3,000円2,000円
いずれか1日参加2,000円1,500円1,000円
懇親会2,000円2,000円2,000円

参加申込方法

◎申し込み締め切り 6月25日(月)

(1)申し込みフォームにご記入のうえ、学会事務局までお送りください。
 FAX:0742-49-5501/E-mail:vgakkai@popo.or.jp

WORD ICON 参加申し込みフォームをダウンロード(word)

PDF ICON 参加申し込みフォームをダウンロード(pdf)

(2)参加費をお振り込みください。(振り込み手数料はご負担願います)
  
[郵便払込口座] 00980-3-94307
[加入者名] 日本ボランティア学会
  
・新規ご入会ご希望の方は、年会費もあわせてお振り込みください。
・払込用紙の通信欄には「払込内容(内訳)」をご記入ください。
・払込用紙の受領票をもって領収証に代えさせていただきます。
 
(3)お申し込み完了です。当日は受付でお名前をお知らせください。