2008年5月17日(土)14:00~17:00(終了後、交流会あり)
国学院大学 渋谷校舎 2号館2402教室[地図を開く]
参加費500円以上(カンパ歓迎)
--------------------------------------------------------------------------------阪神淡路大震災、2度にわたる新潟における大地震、毎年繰り返される豪雨や台風による被害など、日本は自然災害の猛威に常にさらされています。このかん、大災害といえばボランティア、とほとんど反射的に思うほど、災害時に全国からにボランティアがかけつけて支援にあたることが日常化してきました。災害ボランティアセンターの役割や機能も、徐々にコンセンサスが定着し、ボランティアとともに、被災者中心の支援を実践する非常に大切な働きをしてきています。
一方、災害で最も打撃を受けるのは、主として高齢者世帯。それも中山間地など、人口減少地域において、現金収入は多くなくとも、住み慣れた家や近隣、小さくても自給できるような畑などを糧に、なんとかその地で細々と暮らしをつむいできた人たちが大きな影響を受けます。たとえば、仮設住宅に入居せざるを得なくなって体調を崩したり、生活力がおちたり。あるいは、自宅の復旧費用のみとおしをたてることができず自宅生活をあきらめざるを得なくなり、子どもなどが暮らす見知らぬ街に引越しをし、ストレスで体調を崩す。さらには、慣れない集合住宅での生活が孤立や孤独死の問題に発展するなど、さまざまな問題がおきています。
このような課題の多くは、人の生き方や文化にかかわる問題であるとともに、いわゆる福祉制度のはざまに位置し、対応することが非常に困難であることも少なくありません。
今回のカフェ連では、長岡市社会福祉協議会の本間さんより、大災害に対応するとはどのようなことか、まだ続いている災害の暮らしへの影響の深刻さ、今後への示唆、などをお話いただきます。長岡市社協は、2004年の中越地震時、試行錯誤をしながらも全国からの応援を受けつつ、いちはやく救援・支援体制を組み立て実践し、2007年の中越沖地震の際にも、すぐに地域の安否確認等を行ったのち、より被害の大きかった西山地区などに支援に向かった経験をもっています。
なお、コーディネーターの安藤さんもまた、災害時の支援・救援のエキスパートです。阪神・淡路大震災の救援活動はもとより、ここ数年は、三宅島の火山噴火による避難生活者の支援、帰島後の生活支援などにも東京ボランティア・市民活動センターあるいは災害ボランティアネットワークの一員として深く関与しています。
今回は、災害ボランティアや救援のあり方を論じるのではなく、むしろ、災害というものが性質としてもっている、社会的弱者切捨ての側面に着目し、それらを認知するとともに、災害対策はまた文化の問題であり、社会的包摂の問題であることを明かにしたいと思います。
--------------------------------------------------------------------------------終了後、交流会を行いますのでぜひご参加ください。なお、人数のめどをたてるため、参加申し込みの際に、交流会への参加の有無もお知らせください。参加費は2,000円程度を予定しています。
--------------------------------------------------------------------------------主催 日本ボランティア学会 カフェ連 in Tokyo実行委員会