cafe#6 I am ──“リストカット”から見えてくる社会(終了)

cafe#6 I am ──"リストカット"から見えてくる社会(終了)

2008年2月23日(土)14:00~16:50(終了後、交流会あり)

国学院大学 渋谷校舎 120周年記念2号館2402教室 [地図を開く]

参加費500円以上(カンパ歓迎)

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▼語り手
岡田 敦さん(写真家)
山本純子さん(写真集『I am』の被写体)
▽聞き手
太田好泰(エイブル・アート・ジャパン事務局長)
坂本憲治(NPO法人市民社会創造ファンドプログラム・オフィサー)
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今回のcafe連は、「リストカット」という現実を見つめるとことから、私たちの生き方や社会との関わりを考えていきます。写真家の岡田敦さんが2007年に出版した写真集「I am」の 撮影に際して、モデルをホームページで募集したところ、リストカットの経験をもつ多くの女性から申し出がありました。彼女たちは、岡田さんとの数回のメールのやりとりを経て、全国各地から東京のスタジオを訪れ、ポートレートの撮影に応じ、自らのリストカットの傷跡や裸身を写真作品として残すことに協力したのです。

この写真集より以前に岡田さんが出版した写真集「Cord」や書籍「リストカット」を手にして、そのまなざしに共感した人たちが、モデルとなることを申し出た、という背景もあったのでしょう。しかし、一方で、リストカットは、現代社会において、決して特別なことではなくなっているとも考えられます。その反面、メディアなどでリストカットをはじめ、自傷行為について正面から取り上げられることはほとんどありません。私たちはすぐ隣で起きている現実を、ないものとして直視することを避けてきているのです。そんな私たちに、写真集「I am」は静かにしかしきびしく現実をつきつけます。

トークにおいては、撮影者である岡田さんには、「I am」の写真を映写していただきながら、写真集の意図、撮影をめぐる経緯や、その根底にある社会観についてお話いただきます。また、被写体となった女性の一人である山本純子さんからは、なぜリストカットをするようになったのか、被写体となった動機、撮影前後の葛藤 や変化、そして今についてお話いただきます。

見えない現実を見ることから、未来を構想したいと考える写真家からの問題提起と、生きづらさを抱えながら被写体となったひとりの女性からの個と社会のありように対する問題提起を受け止め、みなさんと一緒にこれからの社会のすがたを考えてみたいと思います。

「cafe連」は講演会ではなく、その身上は「インフォーマル」と「双方向性」。お二人の語りを糸口に、参加者の方にもどんどん発言していただきながら会をすすめていきます。どうぞお誘い合わせの上、気軽におこしください。

【お話しのポイント】

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【語り手のプロフィール】

岡田 敦(おかだ・あつし)写真家
1979年生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。2002年に、写真集『Platibe』(窓社)で第4回富士フォトサロン新人賞を受賞。03年出版の写真集『Cord』(同)が木村伊兵衛賞最終選考ノミネート作品となる。このほか、04年に『リストカット』(同)を出版。07年に出版した写真集『I am』(赤々舎)では、インターネットでモデルを募集。モデル協力者の中に自傷経験のある人たちが多く含まれていたことでも話題となった。

(岡田敦オフィシャルサイト)   http://www2.odn.ne.jp/~cec48450/top/top2005.html (赤々舎『I am』紹介ページ)   http://www.akaaka.com/shopdetail/005001000022/

山本純子(やまもと・じゅんこ) 写真集「I am」の被写体

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【交流会】

終了後、大学近くのスナック「くりこま」(明治通り)にて交流会を行います。語り手の方々もご参加くださいますので、ぜひこちらにも引き続きご参加ください。 なお、人数のめどをたてるため、できるだけ、参加申し込みの際に、交流会への参加の有無もお知らせください。参加費は2,000円を予定しています。

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主催 日本ボランティア学会
   カフェ連 in Tokyo実行委員会