新刊 ケアの仕事をする人のケア:感情労働の視点から


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相手の気持ちに共感したり、生きる意欲を引き出すといった行為は、目に見えず評価の対象になりにくいものです。そんな、目には見えないはたらきを労働として捉えようとする概念が「感情労働」です。
本書では、ケアの仕事の社会的評価を高めていくために、感情を労働として捉えることの可能性と限界を提起しています。複雑で繊細なケアの営みを、新しい視点から見つめ直してみませんか。
A4判88ページ 2009年3月発行 頒価500円(送料別)
【目次】
I 感情労働とは何か
- 感情労働論の系譜、および感情労働概念の可能性
崎山 治男 (立命館大学産業社会学部准教授)
II 感情労働を問いなおす
- 「感情労働」って言うな!—臨床哲学の立場から
西川 勝 (大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任准教授) - 対価を得ない形も含めて、ケアの保障をしよう
—「感情労働」の社会的評価としてのワーク・ライフ・バランス
伊田 広行 (立命館大学大学院先端総合学術研究科非常勤講師) - 〈引き際〉の感情
—相談援助の仕事に携わる熟練者のインタビューから
鳥海 直美 (四天王寺国際大学准教授)・森口 弘美 (財団法人たんぽぽの家)
資料 インタビュー調査の記録
講演録
- 方言とケア—感情を伝える言葉
横浜 礼子 (弘前福祉短期大学生活福祉学科教授) × 西川 勝 - ケアの倫理—感情のコントロールから情動の贈与へ
森村 修 (法政大学国際文化学部教授)