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アートミーツケア学会 2012年度総会・大会(12/14〜16)

 

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温泉、海水浴、森林浴、人間浴…。

私たちは、何らかの癒しや刺激を求めて、その場へと向かいます。浴場で癒され明日への活力を得たいと欲します…幸せに生きるために。それは「アート」を欲することに似ています。

アートとケアが出会う本大会では、アートを浴し、アートを欲する気持ちを、幸せに生きたい欲情ととらえ、テーマを「浴欲情場」としました。東日本大震災の復興、医療、福祉、教育などの課題を、みなさんと<アート浴>しながら考えたいと思います。

日時:2012年12月 スタディツアー・14日(金) 大会・15日(土)16日(日)

場所:愛媛大学 城北キャンパス

★詳しいお申し込み方法、および申込フォームはこちら申込方法およびフォームへ

★お申し込みの締切は、12月7日(金) *定員180名になり次第、締め切ります。

アクセスはこちら(愛媛大学城北キャンパス:愛媛県松山市文京町3)→アクセス  

※学内駐車場不足のため、公共交通機関のご利用をお願いいたします。

◇松山空港からJR松山駅、松山市駅まで、伊予鉄・空港リムジンバスを利用「JR松山駅前」あるいは「松山市駅」下車(所要約25分)

◇「JR松山駅」あるいは「松山市駅」から 1/伊予鉄道市内電車をご利用の場合:環状線「赤十字病院前」下車(所要約15分)、北へ徒歩約5分 2/伊予鉄バスをご利用の場合:東西線「愛媛大学前」下車

★お申し込み、お問い合わせ アートミーツケア学会(事務局)/〒630-8044奈良市六条西3-25-4財団法人たんぽぽの家内 tel 0742-43-7055    fax 0742-49-5501   e-mail  art-care@popo.or.jp

 

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【スタディツアー】12月14日(金 ホスピタルアート・スタディツアー(定員20名) 

香川小児病院のアート活動、2013年春に開院の四国こどもとおとなの医療センター外壁画を見学し、塩江美術館にてアートプロジェクト「風の伝言」のプロセスをお聞きします。ピアニスト重松壮一郎さんによる「風の伝言」にちなんだ即興演奏もあります。その後は、総本山善通寺を訪ねた後、愛媛県松山市までバスで移動します。本場「うどん」もお楽しみください。

・集合時間11:00/集合場所 JR高松駅正面出口バスターミナル(香川県高松市)/終了時間19:00/解散場所 JR松山駅(愛媛県松山市)/定員 20名(先着順・要申し込み)

[案内人]中川義信(香川小児病院院長)、樫原禅澄(総本山善通寺管長)、日野陽子(京都教育大学准教授)、森合音(香川小児病院ホスピタルアートディレクター)

 

【大会】12月15日(土 

12:00-13:00 受付

13:00-13:20 あいさつ、オリエンテーション

13:30-15:30 第1部

演「祈りからはじめる<結縁(けちえん)>のデザイン」 

東日本大震災後、あらためて宗教の役割が見直されています。大切な人や家、そして記憶や習慣を失ったとき、人は何を軸に生きていくことができるのか。また、新しい社会を形づくるうえで、表現には何が可能なのか。これからの人間と宗教の関係、死者とのコミュニケーションなど、祈りを基調としたコミュニティのかたちについて考えます。

◎秋田光彦(浄土宗大蓮寺住職・應典院代表)

映画プロデューサーを経て1997年に劇場型寺院應典院を再建。市民活動や若者の芸術活動を支援。劇場寺院應典院を拠点として、仏教、アート、まちづくり、コミュニティケアなどに幅広く取り組む。相愛大学客員教授。著書に「葬式をしない寺ー大阪・應典院の挑戦」(新潮新書)他。

 

演「アートによる復興支援〜宮城県南三陸町の現場より〜」 

そこに暮らし、生きる人たちの記憶と今に寄りそい、対話しながら続けて来たアート活動は、人々に何をもらたしているのか。自分に向き合う時間、悲しみを共有する場、ここで生きてきた幸せとここで生きていく喜びを確かめ合う場を創り出す被災地でのアート活動の実践から、復興とアートについて考えます。

◎吉川由美(ENVISI代表、DAHA Planning Work代表取締役 八戸ポータルミュージアム「はっち」文化創造ディレクター)

コンサート、演劇、ダンスなどのアートイベントのプロデュース・脚本・演出、各地のアートスペースの運営をてがける。宮城県内の山や海、まちでさまざまな人間の営みをアートを通して見つめ直すアートプロジェクト「“生きる”博覧会」等、さまざまな地域でアートプロジェクトを実践。東日本大震災後、南三陸町でアートを通した復興支援を続けている。

 対 談 

秋田光彦×吉川由美 [聞き手]本間直樹(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)

 

15:30-17:00 第2部 クロストーク「アート&ヘルスの現在」

近年、日本でも医療や福祉の分野でアート活動が広がってきました。心地よい療養環境の提供、患者・家族や職員、地域社会の構成員が参加しコミュニケーションする場の提供、そして活動を通じた学びを生み出す機会として、アート活動の可能性は広がる一方ですが、活動を展開するには、多くの課題も残されています。ここでは医療、福祉、アート、デザイン、建築などの視点から、日本のアート&ヘルスの現在とこれからについて考えます。

[話題提供]西田 朗(東京都立小児総合医療センター院長)、森 合音(香川小児病院ホスピタルアートディレクター)

[コメンテーター]坂倉杏介(慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所教養研究センター特任講師)、李 永淑(帝京大学医療共通教育センター非常勤講師)

[進行]森口ゆたか(美術家、NPO法人アーツプロジェクト代表)、山口悦子(大阪市立大学医学部付属病院・医療安全管理部・専任医師)

17:15-17:45 ポスターセッション(愛媛大学ミュージアム)

18:00-20:00 交流会(愛媛大学校友会館)

 

【大会】12月16日(日

 9:00- 9:30 受付

 9:30-10:00 2012年度総会

10:15-12:15 (AとBのプログラムは同時刻に行います。)

A.プレゼンテーション  ※発表者大募集!発表希望の方はこちらをご覧ください→応募要項

B.「香川小児病院〜四国こどもとおとなの医療センターにおけるクスの木成長の物語」

2009年、NPOアーツプロジェクトは地元の高校生やボランティア、職員の協力を得ながら香川小児病院児童思春期病棟内に「クスの木」を描きました。今、その「クスの木」は大木になって四国こどもとおとなの医療センターの外壁に描かれつつあります。「小さな声」をキーワードに「クスの木」成長の根っこにある物語や、一連のアートプロジェクトの紹介をします。

◎日野陽子×森 合音×森口ゆたか

 

13:30-15:30  分科会 (選択制:A-Dのなかからお選びください)

 A「体熱の実感ー自己や他を身体を通して感じて知る」 (定員20名 ※先着順・要申し込み)

アートもケアも好きで選んだ道とはいえ、身ひとつで社会と繋がる私たちは、あれこれ、疲れるものです。消耗して、冷めた空っぽにからだになる前に、いかに、心とからだを充電していくか。身ひとつで社会と繋がる人の疲労やストレスを放っておかない分科会です。軽い運動ができる服装でご参加ください。

◎牛山眞貴子(愛媛大学教育学部教授)

 

 B「『浴場』『欲情』としての場ー癒し・祈りをもとめー」 

人が何かを求めていく「場」、観光地、寺院、学校、WEBサイトなど…には、幸せに生きるために必要な要素が潜在しているのかもしれません。しかし、そこは必ずしも全ての人が幸せになれる「場」ではありません。癒しや祈りを受容できる「場」とは、どんな「場」なのかを考えたいと思います。

◎秋田光彦(浄土宗大蓮寺住職・應典院代表)、石丸明義(道後商店街振興組合理事)ほか

 

 C「アートとケアの現場から教育を問い直す」 

いじめ・自殺…教育の現場では、多くの課題があります。その解決への手がかりをアートとケアが結びついてきた事例を通して考えます。ケアの現場でアートをすることによって、何が見えてきたのか。いま「教育」の枠組みで捉えきれない、子どもの育ちと教育について話し合います。

◎梶原敬子(聖カタリナ大学・子育て支援ひろば「ぽけっと」)、栗田晃宜(香川県立盲学校教諭/美術)、関口怜子(ハート&アート空間ビーアイ代表)、横川善正(金沢美術工芸大学教授)ほか

 

 D「道後“浴欲”ツアーにようおでたもなし」  (定員20名 ※先着順・要申し込み)

道後ならではの浴欲ツアーを超学生目線でおもてなします。観光とケア?お遍路さんとアート?おせったいなのか、おせっかいなのか?いまのところまったくの未知数。3000年の歴史を誇る、聖徳太子も愛した日本最古の「道後温泉」を武器に皆様を湯けむりの中に誘います。

◎松山愛果(愛媛大学教育学部院生)、梶原 剛(株式会社MICHIKUSA代表)

15:30 終了

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★学会と一緒に、愛媛・松山を楽しみましょう。

・愛媛大学ミュージアム/企画展「アートとケアを考える」

福祉や医療、教育、震災復興などの領域におけるアートの実践や研究を報告するポスターセッションや、アートとケアを考える展覧会を実施しています。

・松山 冬の魅力―道後温泉のシンボル「道後温泉本館」もお楽しみください。