財団法人たんぽぽの家

福祉をかえる「アート化」セミナー2009 10/3-4

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プロダクトアウトからマーケットインへ

福祉をかえる「アート化」セミナーは、〈アートは人間を幸福にする〉という考えのもと、人間が可能性を十全に発揮できる社会と、人間が主体的に生きる福祉の実現をめざして議論をかさねてきました。

なかでも障害のある人たちの創造活動が、いのちの貴さを感じ、心の豊かさを獲得する手段になるとして「アート化」を推進してきました。近年、そこに経済的な豊かさを付け加えられないか、という議論をつづけてきました。

7回目をむかえる本セミナーでは、生きていることが幸福でありたいという感情にもとづくアートの本質を押さえつつ、障害のある人たちがアートを「仕事」にするにはどうすればいいのかを考えてみたいと思います。

今回のテーマは、「プロダクトアウトからマーケットイン」です。プロダクトアウトとは、つくり手の都合を優先する、いわば“つくってから売り方を考える方法”です。一方、マーケットインとは、顧客や購買者の好みやニーズを理解して“売れるものをつくる方法”です。企業などでは商品開発・生産・販売活動を行ううえで重視されています。

しかし、福祉では、こういう視点が欠落してきたと思うのです。そこで、福祉を超えるビジネスモデルをもとに社会的企業とアートの可能性について学びあいたいと思います。みなさんのご参加をお待ちしています。

主催:財団法人たんぽぽの家 共催:エイブル・アート・ジャパン 協力:特定非営利活動法人まる

日程・会場

第1日目
2009年10月3日(土)13:00〜17:30
奈良市男女参画センターあすなら・大会議室[あすならの地図を開く
第2日目
2009年10月4日(日)10:00〜16:30
たんぽぽの家アートセンターHANA[たんぽぽの家の地図を開く

プログラム

10月3日(土) 奈良市男女参画センターあすなら・大会議室

12:00
受付
13:00
オリエンテーション
13:10
ごあいさつ
播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)
13:20-14:10
(50分)
基調講演 〈福祉〉はどこまで変われるか
佐々木喜美代(福岡市広報課長)

人間の生命の質・生活の質・人生の質が問われるこの時代にあって、〈福祉〉には何が求められているのか。タウン情報誌の編集長、博士学位(比較社会文化)というユニークなキャリアから、私たちの地域社会、そして〈福祉〉のありようをみつめます。

14:20-15:30
実践報告 〈福祉〉を超える・各地の実践から学ぶ
  1. アトリエ・コーナス(大阪)
    白岩高子(事務局長)

    障害のある人の居場所づくりにこだわりながら、自由な表現を育む新進気鋭のアートスペース。表現は個人にどのような可能性をもたらすのか。アートスペースは地域社会をどう変えるのか。

  2. 特活)エクスクラメーション・スタイル(京都)
    吉野智和(統括マネージャー)

    勤めていた社会福祉施設を辞し、仲間とともに起業。障害のある人の仕事として、陶器製品製作、食品加工、施設間連携のプロジェクトなどをダイナミックに展開中。

  3. ラ・バルカグループ(愛知)
    夏目浩次(代表)

    障害のある人の「働く場所」を創りたい!と個人事業をスタート。以後、NPO法人、社会福祉法人格を取得し、近年は株式会社を設立。民間企業との連携や施設商品のブランディングに取り組む。2008年より長野県工賃アップアドバイザー。

15:30-15:40
休憩
15:40-17:00
(80分)
コメントとディスカッション
白岩高子、吉野智和、夏目浩次
コメンテーター:佐々木喜美代
コーディネーター:播磨靖夫
移動
あすなら→たんぽぽの家
18:30-20:00
交流会(オプション)

10月4日(日) たんぽぽの家アートセンターHANA

9:00-10:00
アートセンターHANA見学ツアー(オプション)
10:00-12:00
(120分)
選択プログラムA

(1、2のどちらかを選択)

  1. デザインの力
    立川裕大((株)t.c.k.w代表取締役、デザインディレクター)

    (株)イデアインターナショナルの商品開発において、鎌倉および福井の授産施設と取り組んでいる協働事業が注目されています。国内の伝統工芸の産地で、デザインを軸に、新商品の開発・人材育成に携わってきた専門の立場から、デザインが福祉の現場にもたらした変化とはなにかを考えます。

  2. アートの力(定員30名)
    柳田烈伸(工房まるアーティスト)
    樋口龍二((特活)まる代表理事)

    障害者自立支援法以後、「アートは仕事にならない」と表現活動をやめた施設があります。アートの価値とはなにか。自ら描きつづけるアーティスト柳田烈伸と、アートを軸に新しい価値を社会につくりだそうと日々格闘するスタッフとともに考えます。

12:00-13:30
(90分)
昼食
※HANAランチをお申し込みいただけます(オプション)
※社福)むそうの「ラーメン車両」のご利用とランチタイム・セミナーの受講もできます。(詳細はこのページの末尾参照)
13:30-16:00
(150分)
選択プログラムB

(3〜6のなかから一つ選択)

  1. アートと工賃アップ
    島麻絵(コミュニティショップCHIRORIコーディネーター)
    竹谷勇香里(たんぽぽの家アートセンターHANAプログラムコーディネーター)
    藤井克英(たんぽぽの家アートセンターHANAディレクター)

    障害のある人たちがもつ可能性を適切に見極めて、仕事を開発し、それを工賃に結ぶことが求められています。アートセンターHANAのヒット商品開発までの試行錯誤を事例に考えます。また、組織としての議論や個別支援計画作成、環境づくりについても考えます。

  2. アートと生活支援(定員20名)
    高鍋篤子(たんぽぽの家ケアの部ディレクター)
    西村真理子(福祉ホームコットンハウススタッフ)
    松本綾(たんぽぽ生活支援センタースタッフ)
    宮脇聡子(たんぽぽ生活支援センター副センター長)

    作品をうむことだけがアートではありません。日々の生活を豊かに感じる、そのことを互いに発見して交感することもアートの大切な可能性です。自然のなかでの遊び、音やリズムに触れること、衣食住のなかでの彩り、好きに寄り添うサポートなど、身近な生活のなかで楽しめるアートのヒントを報告します。

  3. アートをまもるスキル/作品の保存と管理(定員20名)
    清水啓一(造形作家、たんぽぽの家アートセンターHANAアートアドバイザー)
    中井幸子(画家、たんぽぽの家アートセンターHANAアートアドバイザー)

    アートはときに、その人の〈生きた証〉ともいえる価値あるものです。材料についての特性や保管の技術を知ることで、その表現はより深い価値をもち、今後の発表の機会を支えます。実践から紡ぎだされてきた、あなたの施設でもできる!作品の保存と管理についての実践プログラムです。

  4. アートをまもるスキル/著作権と契約
    太田好泰(エイブル・アート・ジャパン事務局長)

    施設でうまれた作品はだれのものでしょうか。ビジネスの世界で作品が使用される場合、作品にかかわる契約や著作権管理は、実際どのようなものなのでしょうか。作家、所属施設とのあいだで合意しておくべき考え方を、事例を通して考えます。

分科会内容と会場の都合上、定員設定のあるプログラムがあります。
やむをえない事情により、プログラムの一部を変更させていただく場合があります。

対象者

障害のある人の表現活動に関心のある人。また、表現活動を軸にした製品開発や起業に関心がある人。福祉・芸術文化・中間支援の各団体および、行政・企業・助成団体の担当者や、学生、教員など。

定員: 各日100人

お申し込み方法

  1. 参加費(オプション含)をお近くの金融機関からお振り込みください。【9月25日(金)まで】
    • 郵便振替:01080-6-7812
      銀行振込:ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)当座 0007812
      または 南都銀行 西ノ京支店 普通 0297183
      [名義] 財団法人たんぽぽの家
    • 郵便振替をご利用の場合は、払込用紙の通信欄に「セミナー参加費」とお書き添えください。
    • 振込手数料はご負担願います。振込控えをもって領収証に代えさせていただきます。
    • 会場や資料準備の都合上、9月25日(金)までにお申し込みください。
    • キャンセルにはキャンセル料を申し受けますのであらかじめご了承ください。
  2. 参加申込フォームにご記入のうえ送信してください。
    セミナー事務局宛に、メール/FAX等で必要事項をご連絡いただいても結構です。
    個人情報は、本セミナーの受付事務においてのみ使用いたします。

  3. ご入金を確認しだい、お申し込み完了のご連絡をさしあげます。

参加費(資料代含)

  一般 学生/メンター会員
全日程参加 15,000円 12,000円
部分参加 10/3[土] 8,000円 6,500円
部分参加 10/4[日] 8,000円 6,500円
交流会 10/3[土] 3,000円
HANA見学ツアー 10/4[日] 無料
HANAランチ 10/4[日] 400円

キャンセル料

9月25日(金)〜10月2日(金)......参加費の50%
10月3日(土)以降......参加費の100%

会場に情報交流コーナーを設置します

全国から集まった皆さんと情報交換するチャンスです。配布または閲覧用の資料をお持ち寄りください。掲示物は、1団体につきA3サイズ以内、ボードにピン留めできるものに限ります。詳しくは事務局までお問い合わせください。

セミナー事務局

財団法人たんぽぽの家(担当:柴崎、北田)
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501
Email: ableart●popo.or.jp(●を@に変換して送信してください)

関連情報

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    たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー
    10月4日(日)14:00-15:00には、アーティスト柳田烈伸によるギャラリートークを開催します(一般公開)。

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    10月4日(日)昼食時/たんぽぽの家 駐車場

    ランチタイム・セミナー
    「移動販売」という新しい働き方 in 奈良
    new
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    PDF ICON 詳しい内容はこちらからダウンロード

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    たんぽぽの家アートセンターHANAショップ
    全国各地から取り寄せた商品を紹介。おみやげとして購入できます♪

  • CHIRORI秋の企画展「ぬのぬのパラダイス」10月3日より開催!

    コミュニティショップCHIRORI
    奈良市芝突抜町12(奈良町界隈) Tel:0742-26-8830
    10:30-18:00 月・火定休
    www.chirori-shop.com
    フェルトや手織り布を使った袋物や小物が勢揃いします。

  • お帰りの前にガムラン演奏のひとときはいかが?new

    10月4日(日)17:00-18:00
    たんぽぽの家シアターポポ
    料金:無料(カンパ制)
    くわしくはこちらのページをご覧ください。