8月5日(水)19時〜21時、應典院
障害のある人の芸術作品がもつ「教育力」に着目し、行っている授業および学生とともに企画開催している展覧会を紹介する。また、障害のある人の作品が介在することによる学生の変化から、市民教育における障害者アートの可能性について考える。
奈良教育大学教員(環境教育・政治思想)。プリンストン大学大学院博士課程修了。エイブル・アート・ムーブメントとの関わりを通じてアートへの新しい接し方を追求している。
7月6日(月)19時〜21時、應典院
関西の2つの福祉施設(「たんぽぽの家」と「アトリエインカーブ」)の実践をもとに、障害のある人のセルフエスティーム(自己肯定感)の高まりとQOLのつながりを考える。
大阪市立大学都市研究プラザ特任講師/同大学院創造都市研究科博士後期課程。わたぼうしコンサートを通してたんぽぽの家と出会って以降、芸術表現による人々のエンパワメントに興味をもち、アートイベントの企画運営に携わる。
6月25日(木)19時〜21時、應典院 研修室B[應典院の地図はこちら]
「介護はダンスだ!?」、「しでかすカラダ」など様々なWSや公演を開催しているDance&People。そのなかでも近年意欲的に取り組んできた視覚障害のある人とのダンス活動に焦点をあて、これまでの経緯やフランスツアーについて報告するとともに、その運営における問題や持続可能な活動のあり方について考える。
Dance&People代表。1981〜94年、舞踏グループ白虎社で活動。様々な職を経てDance&People設立。多様な身体が出会いやり取りするダンスの環境作りに取り組む。変形性股関節症を持つ登録ヘルパーとして現在月50時間程度働いている。
▼主催・申し込み・問い合わせ先:財団法人たんぽぽの家
▼参加費:500円
▼共催:アートミーツケア学会、エイブル・アート・ジャパン、應典院寺町倶楽部
▼コーディネーター:井尻貴子(大阪大学大学院 文学研究科 臨床哲学 博士前期課程)
7月19日(日)14:00〜17:00
会場:芝の家(最寄り駅:JR田町、地下鉄三田ほか 地図はこちら)
障害者による表現活動に関する概念、エイブル・アート。その方向性に反旗を翻してパフォーマンスを行った、マイノリ・マジョリテの活動から、障害者による表現が持つ先鋭的な差異性と、作品制作過程の関係性から見出される、新たな表現の可能性について検証する。
東京藝術大学大学院音楽研究科 音楽文化学専攻 芸術環境創造分野 修士課程。障害のある人による表現活動や、地域でのアートプロジェクト等に関与している。
1979年の設立以来、絵画、音楽、演劇、ダンスなどにおいて独自の芸術の実践と作品を展開してきたベルギーの知的障害者による芸術団体クレアムの実践から、『コーラス』(2006-07年)のプロジェクトをとりあげ、身体の声による表現と、その声を通して浮かびあがる身体の共同性について考察する。
筑波大学大学院人文社会科学研究科 現代文化・公共政策専攻 文化交流論分野所属。障害学を軸に、身体が意味を生む瞬間を現場から探究している。
精神障害者や自閉症者が通う施設における絵画活動実践から、「描画」に関する考察を進める。描画は「他なるもの」との出会いによって、思考・論理を超えた表現となるのではないだろうか。本発表では、アウトサイダーアートやアートセラピーのように、「描画」と「それを描く自己」との関係を思考することから離れ、描画の中にある「他なるもの」に目を向ける。
美術博士 精神保健福祉士。現在、あべクリニ ックにてデイケアスタッフとして勤務。精神医療の現場で美術ができることを実践・模索している。
コメンテーター:坂倉杏介(慶應義塾大学教養研究センター講師、三田の家LLP代表)
▼主催:財団法人たんぽぽの家、芝の家
申し込み・問い合わせ先:財団法人たんぽぽの家
▼参加費:500円
▼共催:アートミーツケア学会、エイブル・アート・ジャパン
▼協力:慶応義塾大学教養研究センター
▼コーディネーター:井尻貴子(大阪大学大学院 文学研究科 臨床哲学 博士前期課程)
●これまでの研究会のレポートはこちらでご覧になれます
→http://artmeetscare.seesaa.net/